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静岡県旅行記

キービジュアルにあるコピーを読んだ瞬間、

なぜか涙が止まらなくなり

何か一歩踏み出したい衝動が抑えられず

かれこれ1ヶ月ほど前に

さくらももこさん生誕の地、静岡県へ

日帰りで行ってきました。

目的はもちろん『さくらももこ展』です。




さくらさんが表現者として

日常から拾い上げるのは

1日1回あるかないかくらいの

本当に些細で滑稽な“笑い”です。


アニメの中でまるちゃんもそうですが、

さくらさんも幼い頃から

人を笑わせることが好きだったそうです。

笑いを表現する手段は絵と言葉ですが、

マインドは芸人さんだと思いました。


その遊び心で

「ちびしか子ちゃん」とか ◯ → □

コジコジならぬ「ゴシゴシ」とか生み出してるの

さすがに愉快すぎませんか(笑)


「きっと自分は漫画家になるんだろうなぁ」と

ぼんやり想像しながら学生生活を送り、企業に就職し、

居眠りが原因で退職したエピソードは有名ですが、

なまけ者に思える逸話をネタに変換できるのだから

無論さくらさんは芸人さんです。


ただ、今回の展覧会では

女性として、人気者としての苦悩を

垣間見ることができました。

泣いては乗り越えてきた人なのかなって

寂しい気持ちにもなりました。

胸を打たれた冒頭のコピーも

やはり孤独を想像させます。


苦しいことが無い人なんていないので

楽しそうな印象がある人は

その姿を見せない強い心を持っていると

私は思っています。


平凡ポップな世界観が

単なる才能から確立されたわけではなく

たくさんの人を笑顔にしたいという

愛で出来ていたことを知る

グッとくる展覧会でした。



リサーチしていた食事処は閉店しており、

行きたかった額縁店は臨時休業しており、

お茶屋さんは火曜日だけ別事業が行われていて、

展覧会に3時間も費やしてしまったために

「ちびまる子ちゃん」の舞台、

静岡市清水区(当時は清水市)にある

『ちびまる子ちゃんランド』は断念したけれど


お茶のアイス食べたし!

まるちゃんマンホールも見れたし!(図らずも)

親友へのお土産にたまちゃんストラップ買えたし!

行き帰りのバスは快適だったし!

最高でした!


静岡県ありがとうございました🍵



p.s.

Netflixで「ちびまる子ちゃん」を見ていたら

まるちゃんが筆で年賀状に絵を描きながら、

次第に墨がカスカスになる様子を見て


「墨は根性がないよ」


と言いました。


千景











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