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期待以上の私たち

片時も離れず一緒にいるから

自分がどんなに素敵か、

気付けないのも無理ないです。


自分を抜け出すことはできないし

「自分」以外の人間を

経験した記憶がある人は少ないと思うので

性格や雰囲気や物事の受け取り方に表れる個性を

自覚するのは難しい。


他者から見た自分と、自分が思う自分は、

案外異なると思います。


先日、一緒に食事をした後輩が、

食後に「甘い物注文していいですか?」と言って

自分用のスイーツを頼みました。

彼女はきっと無意識でしょうが、

私はその一連の行為を、最高に可愛いと思いました。

誰とどこにいても

自分の気持ちに正直でいられることは

とっても素晴らしいです。

私は自分の気持ちより先に

相手がどう思うかを勘ぐってしまい

自虐的に消耗しては反省するタイプなので、

尚のこと惹かれました。


身近に、立場のある方で

隙を見てくだけた言葉を使う人はいませんか?

メールのキャッチボールの合間に

「確認します。ちょっと待ってね。」って仕込む人。

テクニックなのかもしれないけど

感覚で出来る人もいるはず。

この、上下を保ったまま関係性をグッと近づける

「ちょっと待ってね」の緩急の付け方が

私には超かっこいいポイントで

すごく伝えたくなるけど...言えません(笑)


ほかにも、私は背が低い方だと知っているけれど、

日々自分が小さく生きている自覚はありません。

私以外の目線を経験したことがないものでね。

でも、戸棚の扉を開いて物色していた時に

「小さいからしまわれちゃいそうだね」と言われて

なるほど、他者から見ても

私は小さいのかと知りました。


意外なところで褒められていたり、

簡単に出来てしまうことが

とびきり素敵な魅力だったりします。


だから、自分はこんな人間だと決めつけないこと。

それはあなたが思っているだけです。


私にも言っています。


どんなアイデアも今日のブログも

「くだらない」って呆れる時があるけど

そんなことないかもしれないから、

楽しいなら続けてみよう。


千景




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